ホンダヨンダメモ/Z

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国立西洋美術館「キュビスム展」、みはし、神田明神

今日は昼に上野へ行き、国立西洋美術館で「パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展 美の革命」を観覧。昨年の10月3日からやっていて、今月1月28日まで。三連休の最終日だったが、館内はまあまあの人出、くらいな感じ。

セザンヌ、アンリ・ルソー、アフリカ彫刻からはじまり、もちろんピカソとブラック、そしてその後の展開へ。フェルナン・レジェ、フアン・グリス、シャガールなどなど。そしてル・コルビュジエへ。目玉は「サロン・キュビスト」の主要作家ロベール・ドローネーの「パリ市」(1910-1912)のようだ。

フランティシェク・クプカの1910年代の作品が2点あり、それが個人的には良かった。あと、マルセル・デュシャンと、お兄さんのレイモン・デュシャン=ヴィヨンのレリーフも。

キュビスム、当時は雑紙などで盛んに揶揄されたり風刺されたりしていて、そういう資料も展示されている。また、第1次世界大戦中はキュビスムがドイツ由来のものだと喧伝され攻撃されたと。ドイツ人画商ダニエル=アンリ・カーンヴァイラーがギャラリストとしてピカソとブラックをサポートしたことに由来するらしい。

キュビスムってなんなのか、への見通しが良くなる、良い展覧会だった。子どもたちも熱心に観ていたよ。

みはしで杏あんみつを食べ、神田明神まで歩いて参拝し、御茶ノ水駅前の牛タンねぎしで夕飯にする弁当を買って帰宅。本年初街歩きでした。