ホンダヨンダメモ/Z

読書メモ。読んだもの観たもの聴いたもの。

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

羽海野チカ『3月のライオン 11』(白泉社)

妻子捨男こと三姉妹父との対決・完結編。 3月のライオン 11 (ジェッツコミックス) 作者: 羽海野チカ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2015/09/25 メディア: コミック この商品を含むブログ (27件) を見る いつにもまして絵と文字がぎっしりと描き/書きこま…

サリー・ガードナー『マザーランドの月』(小学館)

原作タイトルはMaggot Moon、2012年の作品。2013年度のカーネギー賞受賞作品。23か国語で翻訳されている、と。実際の歴史とは異なる別の「1956年」を描いたSF児童文学。サリー・ガードナーはイギリスの児童文学作家。 マザーランドの月 (SUPER!YA) 作者: サ…

岩瀬成子『きみは知らないほうがいい』(文研出版、2014年)

小学六年生の米利(めり)はある日バス停でクラスの男の子昼間くんと会う。昼間くんは転校生で、あまり話したことがない。昼間くんは、ふざけて米利の大切なポーチを汚したのに謝らない男の子に向かって「謝ったほうがいいよ」と言う、そんな子だ。バスの中…

春画展(永青文庫)

連休の一日、江戸川橋から歩いて永青文庫へ。「春画展」を観る。開館15分くらい前に行ったら、もう50人ほど並んでいる。開幕直後&連休、ゆえの混雑か。18歳未満お断りである。 これは、観るべし、としか言いようがない。書物や雑誌などで目にしたことはあ…

鈴木理策写真展 意識の流れ(東京オペラシティアートギャラリー)

小田急線参宮橋駅で降りて商店街を抜けつつ、10分ほど歩いて初台へ。東京オペラシティアートギャラリーで開催されている「鈴木理策写真展 意識の流れ」を観た。 鈴木理策は1963年生まれ、故郷である熊野や、サント・ヴィクトワール山、セザンヌのアトリエを…

ブレヒト『アンティゴネ』(谷川道子訳、光文社古典新訳文庫)

谷川道子訳ブレヒトとして光文社古典新訳文庫では4冊目となる『アンティゴネ』を読んだ。 アンティゴネ (光文社古典新訳文庫) 作者: ブレヒト,谷川道子 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2015/08/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「ソ…