ホンダヨンダメモ/Z

読書メモ。読んだもの観たもの聴いたもの。

マンガ

完結した『違国日記』と『潮が舞い子が舞い』

2023年8月13日(日) 15日に奈良の国立博物館に行く予定で奈良ホテルに部屋もとってあったのに、ピンポイントで東海近畿に台風が直撃しそうなので、残念ながらキャンセル。ツマは9月3日まで展示されている浄瑠璃寺の阿弥陀如来像(保存修理が完成しての展示…

芸術新潮の青池保子特集と、絵本についてのムック本

2023年8月2日(水) 昼過ぎにH社のIさんと会う。ずうっっとお待たせしている仕事について打ち合わせ。来年の刊行を目指して頑張らねば。そのあと町田に出て服を買う。お別れの会で「平服」とあって、しかしそのレベルの服でさえ持っていないくらいの格好で仕…

横須賀美術館、山岸涼子『艮』、『BOOKMARK 2』

2023年8月1日(月) 展覧会 クルマを飛ばして横須賀美術館へ行き、「new born 荒井良二」展と「没後20年 若林奮」展を観た。 荒井良二の絵本原画だけではなく、展覧会や芸術祭に出品された一枚絵、立体作品などが並び、荒井による手書きのキャプションが添え…

【購入本】2021年8月30日

8月が終わっていく.今年も残るは3分の1.仲間が一人死んでしまって,秋を迎えるのがとてもつらい.死に方が死に方だけに手触りのある実感が訪れず,不在というただその情報だけが世界に穴を開けている.その原因が今も,そしておそらくあと数年は,周囲に普…

【購入本2021年8月23日】

筒井清忠編『大正史講義【文化篇】』(ちくま新書、2021年8月10日) 以下、目次で気になったところのみ。 第10講 鈴木三重吉・『赤い鳥』と童心主義(河原和枝) 第11講 童謡運動—西条八十・野口雨情・北原白秋(筒井清忠) 第12講 新民謡運動ーローカリズム…

高橋ツトム『ノイン 5』(講談社)

「ヤングマガジン」に連載されている、ナチス時代のドイツを舞台にしたマンガ。といっても歴史物ではなく、ファンタジー系の作品というか、超能力ものというか、かな。 ヒトラーの後を継ぐべく、人工授精によって誕生させた13人の子ども。そのひとりひとりに…

『「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ドイツ人が驚く日本の「日常」』

原作サンドラ・ヘフェリン、漫画流水りんこ。KKベストセラーズ、2015年10月。 「小顔」ってニホンではホメ言葉なんだ!? ~ドイツ人が驚く日本の「日常」~ 作者: サンドラ・ヘフェリン,流水りんこ 出版社/メーカー: ベストセラーズ 発売日: 2015/09/26 メディ…

『孤独のグルメ 2』(扶桑社)

久住昌之原作、谷口ジロー作画。18年ぶりの第2巻である。我らが井之頭五郎が13箇所で、ひとり、飯を食う。 孤独のグルメ2 作者: 久住昌之,谷口ジロー 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2015/09/27 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (13件) を見る ぼく…

羽海野チカ『3月のライオン 11』(白泉社)

妻子捨男こと三姉妹父との対決・完結編。 3月のライオン 11 (ジェッツコミックス) 作者: 羽海野チカ 出版社/メーカー: 白泉社 発売日: 2015/09/25 メディア: コミック この商品を含むブログ (27件) を見る いつにもまして絵と文字がぎっしりと描き/書きこま…

近藤ようこ『死者の書 上』(KADOKAWA/エンターブレイン)

折口信夫『死者の書』を近藤ようこがマンガ化すると聞いて、期待は大きかった。そして期待通りに良いものだった。 死者の書(上) (ビームコミックス) 作者: 近藤ようこ,(原作)折口信夫 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン 発売日: 2015/08/24 メ…